2013年5月19日日曜日

伊勢参り〜その6 伊勢神宮の外宮のお参り

お伊勢参りは最初は外宮から行くのが昔からのならわしらしいのですが、内宮に先に行ってしまったので外宮はあとから車で移動していきました。

 車でも10分くらいかかるので、歩いて行かなくてよかったと思ってます。

 内宮と違って外宮は渋滞もなくすいすい進んで到着しました。

 しかも、入り口の真横に無料駐車場までありました。 内宮には参道の周辺に店がたくさんあるし、おかげ横町もあるから集客力がすごいけど、外宮はちょっと寂しい感じですね。

 順番が変わってしまいましたが、外宮にお参りです。


 


こちらも内宮と同じように鳥居の前で一礼します。


 


そして、道の端を歩きながら手水に到着したので、内宮と同じように 

1、 一礼して柄杓で水をすくいます。
2、 右手で柄杓を持ち、まず左手を洗います。
3、 柄杓を左手に持ち替え、右手を洗います。
4、 また右手に柄杓を持ち替え、左手に水を汲み、
    口をすすぎ、静かに水を吐き出します。
5、 再度左手を荒い、両手で柄杓を持ち、垂直にたて、
    残った水で柄杓の柄を清めます。
6、 柄杓を伏せて元の位置に戻して最後にもう一度一礼します。

 手を清めたらお参りです。 ちょっと迷いましたが社にたどり着きました。 こちらの鳥居の前でも一礼。 そして、お願いごとではなく日頃の感謝をします。

 外宮には出店などがほとんど見当たらなかったため、これでお参り終了です。

 伊勢神宮は神道のなかでも中心となる場所の一つです。そして、その神道とは日本古来の宗教で山谷川、滝、高木など自然や自然現象を畏れ敬い、それらに八百万の神を見いだす多神教です。

 仏教と違うのは神道は古事記などの神話の神々のように、地縁・血縁などの結ばれた共同体を守ることを目的に信仰されてきたのに対し、仏教はおもに個人の安心や魂の救済、国家鎮護を目的で信仰されてきたという点で違うとのことですが、二つがうまいバランスで成り立つことによって日本人としての精神が出来上がり、日本人が形成されていったのかと思うと感慨深いです。

 江戸時代には自分の所属する藩から出るために許された理由の一つとしてお伊勢参りがあったというのもなんとなくわかる気がします。

 突然だったのであまり勉強せずに行ってしまいましたが、やはりこういうところに来るときにはもっと勉強してから来たいです。

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